製品というものは部品その物が品物になるもの
例えば、箸とかハンガーなど、一つの成形品が品物として成立するものもありますが、
多くはいろんな部品と組み合わさって品物となることが多いです。
何百点、何千点、何万点の製品が組み合わさって品物となることもあります。
多くの部品が組み合わさることで、少しのクリアランス(隙間)が結果的に組み付け不良や動作不良につながります。
今回は成形品は図面通り(単品では問題なし)
しかし組み付けると微妙な作動に違和感があるという事で、
少し肉付けすることで相手物とのクリアランスを詰めました。
製品部はすでにシボ加工済みです。
シボ部が傷つかないように注意しながら加工しました。
加工後磨きをするとシボを傷つける可能性があるので、極力加工目が残らないように
加工ピッチの通常よりも細かく加工しました。
加工目はほとんど目立ちません。
工期1日で対応しました。