金型改造 記録 2021年10月26日 SP-87

製品というものは部品その物が品物になるもの

例えば、箸とかハンガーなど、一つの成形品が品物として成立するものもありますが、

多くはいろんな部品と組み合わさって品物となることが多いです。

何百点、何千点、何万点の製品が組み合わさって品物となることもあります。

多くの部品が組み合わさることで、少しのクリアランス(隙間)が結果的に組み付け不良や動作不良につながります。

今回は成形品は図面通り(単品では問題なし)

しかし組み付けると微妙な作動に違和感があるという事で、

少し肉付けすることで相手物とのクリアランスを詰めました。

製品部はすでにシボ加工済みです。

シボ部が傷つかないように注意しながら加工しました。

加工後磨きをするとシボを傷つける可能性があるので、極力加工目が残らないように

加工ピッチの通常よりも細かく加工しました。

加工目はほとんど目立ちません。

工期1日で対応しました。