量産中の金型をお客様から預かり、メンテナンス修理を行いました。
金型を分解していたら、ガスによるタッチ面の腐食がかなり進んでいます!!
ガスで金属がここまで削られるとは・・・
腐食が余りにも激しいので、精密溶接による形状復元をすることにしました。
精密溶接で、手仕上げ出来るように盛り、後はダイヤモンドヤスリ・セラミック砥石で仕上げて、復元できました。
修理前(赤丸部、腐食により凹んでいます)
スライドとのタッチ面から腐食していました。
相手物のスライドコア
溶接・手仕上げによる復元
ガスによる腐食は、日頃のメンテナンスだけで良くなると思います。
それでも直らない時は、ガスベントを作ったりして、ガスを抜く方法など対策はあります。
自社ではメンテナンスする時間が無い、出来る人が居ない・・・
そんな時は、恵那三洋製作所に任せてください!!
自社で製作していない金型でも、対応可能です!
12月には、レーザー溶接機が導入されるという事で、更に小盛りが出来ると思うので、
レーザー溶接機をマスターしていきたいと思います。
加藤義樹